高いサイネージと安いサイネージ、価格の差はどこにある?
高いサイネージと安いサイネージ、価格の差はどこにある?
「サイネージの価格って、なんでこんなにバラバラなの?」と疑問に思ったことはありませんか?
検索しても安いものから高いものまで幅広く、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはず。この記事では、デジタルサイネージの価格差の理由をわかりやすく解説しながら、あなたにぴったりの一台を見つけるためのポイントを徹底的にお伝えします。失敗しない選び方を知って、賢く導入しましょう。

LEDサイネージの価格はどこで違いが出るの?

LEDサイネージの価格は一見するとピンからキリまでありますが、それにはちゃんと理由があります。
「同じように見えるのに、なぜこんなに値段が違うの?」という疑問を解決するために、ここでは価格に差が出る主な要因を5つに分けてご紹介します。

LEDチップの品質によるサイネージ価格の違い

サイネージの画質や寿命は、LEDチップの品質に大きく左右されます。高価格帯のサイネージにはNationStarなどの信頼性あるメーカー製チップが使われ、発色や明るさ、寿命で大きな差があります。

製造方式の違い(SMD / GOB / COB)と価格差

LEDパネルの製法によっても価格は変動します。以下のような違いがあります
SMD:一般的でコストは抑えられるが耐久性や安全性に劣る。
GOB:保護樹脂で強化され、ある程度の耐久性がある。
COB:最新で高密度・高耐久。安全性にも優れ、長期運用に最適。

配線材・内部部品の品質

銅線・銀線・金線などの配線素材の違いが、発熱や寿命、安全性に影響します。品質が良いほどコストも上がりますが、長期的なリスクは減少します。

ピッチと表示距離の関係

ピッチとはLEDの点と点の間隔のこと。以下のように用途で適切なピッチは異なります。
設置場所 視聴距離 ピッチ
店舗・オフィス 約1〜2m 1.0〜2.0mm
商業施設 約2〜5m 2.0〜4.0mm
展示会・屋外広告 5m以上 4.0mm以上
ピッチが小さいほど価格は高くなりますが、高精細な表示が可能です。
弊社独自の見解ですが、視聴距離とピッチは、1mで1.0mmを目安に設定して良いかと思います。ピッチは10mmくらいまでありますので、10m以上の視聴距離であれば、ピッチ10mm前後のサイネージを探してください。

設置環境と配信方式による価格変動

壁面設置かスタンドか、またUSBやネットワークでの配信など、使用方法によってもコストは変わります。

価格構成のイメージ

LEDサイネージの価格は、単なる“本体価格”だけでは決まりません。実際には、いくつかの要素が複雑に絡み合って最終的な金額が決まってきます。以下の4つは、特に価格に大きく影響する主要な構成要素です

LEDチップ・製法

まず重要なのが「LEDチップとその製法」です。発色の鮮やかさや耐久性、省電力性能などに直結するため、高品質なチップや先進的な製造技術を採用している製品ほど価格も高くなる傾向があります。

部材・配線の品質

次に「部材や配線の品質」。筐体や基盤、ケーブルなどの品質が低いと、見た目や耐久性だけでなく、動作の安定性にも影響します。長期間使用することを考えると、この部分へのコストは意外と無視できません。

設置・施工費

そして見落とされがちなのが「設置・施工費」。壁面設置、スタンド設置、屋外設置など設置方法によって必要な工事や人件費が大きく変わります。特に屋外や高所への設置では専門業者の手配が必要になり、費用がかさみがちです。

配信システム構築

最後に「配信システムの構築」。表示内容を管理・配信するためのソフトウェアやネットワーク環境の整備も必要です。無料ツールからクラウド型の有料サービスまで幅広く、使いやすさやカスタマイズ性によってコストに差が出ます。

このように、LEDサイネージの価格には“見えないコスト”が多く含まれています。購入時には本体価格だけでなく、これらの構成要素にも目を向けることが重要です。

安いサイネージで大丈夫?

短期のイベントや展示会では安価な製品で十分な場合もありますが、以下の場合には高品質が望まれます。
・常設利用
・商業施設での使用
・安全性・信頼性が求められるケース
品質が低いとメンテナンス頻度や故障対応コストが増えるため、長期的には割高になる可能性もあります。

購入・レンタル時に気をつけたいチェックポイント

・用途と設置環境を明確に
・高品質チップと製法(COB)を選ぶ
・PSE認証の有無を確認
・メンテナンス体制の有無
・設置・配信方法の対応力

選び方ガイド(簡易フローチャート)

このフローチャートは、目的や設置環境に合わせた最適なLEDディスプレイを選択するための実用的なガイドです。LEDディスプレイの選択において最も重要なのは、「どこで」「どのように」使用するかという点です。

屋内か屋外か、視聴距離はどの程度か、といった基本的な条件によって、最適なLEDのピッチ(LEDの間隔)が大きく変わってきます。 当ガイドでは、まず屋内使用かどうかをスタート地点として、視聴距離や目的に応じて段階的に最適な選択肢へと導きます。

例えば、屋内で3m以内の近距離視聴には高精細なCOB(Chip On Board)技術を用いたピッチ1.2mm前後の製品がおすすめです。一方、遠距離からの視認性が重要な場合は、ピッチ4mm以上の高輝度LEDが適しています。

このフローチャートを活用することで、用途に最適なLEDディスプレイを効率的に選定でき、予算の無駄遣いを防ぎながら、最高の視聴体験を実現できます。特殊なケースについては、専門家への相談をお勧めします。

鮮やかな映像と長期的な満足度のために、ぜひこのガイドを参考に、最適なLEDディスプレイをお選びください。

弊社のサイネージは品質と価格のバランスに優れています

PSE認証あり

国内の電気用品安全法に基づく「PSEマーク」を取得しており、電気的な安全性が確認された製品です。これにより、施設や店舗でも安心してご使用いただけます。

COB製法採用

最新のCOB(Chip On Board)技術を採用。LEDチップを基板に直接実装し、樹脂でカバーすることで、衝撃や湿気、ホコリに強く、長期間にわたって安定した表示性能を発揮します。屋外や不特定多数が触れる環境でも安心です。

全国メンテナンス対応

日本全国どこでもメンテナンス対応が可能です。万が一のトラブルや故障にも迅速に対応できる体制を整えており、運用中の不安を最小限に抑えます。

特注サイズ・変形型も対応可

設置場所や用途に応じて、自由なサイズ調整や変形ディスプレイ(曲面・円形など)にも対応可能。商業施設やイベント空間など、デザイン性が求められる場面でも柔軟にご提案できます。
サイネージ選びで困っているあなたに、納得の品質とコストパフォーマンスをご提供します。
お気軽にご相談ください。
弊社では、LEDビジョンや映像制作に関する様々なサービスをご用意しております。記載していない製品やレンタル期間などもご予算に応じて、柔軟にご対応させて頂きますので、お気軽にお問合せください。
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