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Case Study / 導入事例

展示会ブースに大型LEDビジョンをレンタル導入|モビリティショー・マリンメッセ福岡での施工事例

No.0645 Fukuoka City, Fukuoka Prefecture RENTAL
株式会社ポータル様 福岡県福岡市・展示会
展示会ブースに大型LEDビジョンをレンタル導入|モビリティショー・マリンメッセ福岡での施工事例

2025年12月18日

  • イベント名:モビリティショー
  • 開催会場:マリンメッセ福岡
  • 出展ブランド:有名自動車メーカー2社(A社・B社)
  • 設置場所:各社展示ブース内(屋内)
  • 導入機器:LEDヴィジュアルウォール(幅7,500mm×高さ3,000mm/約22.5㎡)、シースルーLED(幅2,000mm×高さ1,000mm)
  • 主な対応内容:LEDヴィジュアルウォールの自立設置施工、シースルーLEDの設置

展示会ブースに大型LEDビジョンをレンタルで導入した背景

マリンメッセ福岡で開催されたモビリティショーに、当社はLEDビジョンのレンタル施工でかかわりました。ご依頼いただいたのは株式会社ポータル様。映像演出に使用するLEDビジョンの機材調達と施工を当社に委ねていただいた形です。

今回は、自動車メーカー2社分のブースを同一会場で同時に施工するという案件でした。B社ブースには大型のLEDヴィジュアルウォール、A社ブースにはシースルーLEDと、ブランドごとに異なる機材・演出方針が設定されており、それぞれに適した施工対応が求められました。1つの現場で仕様の異なる2案件を同時に動かすのは、正直なところ気の抜けない仕事です。いずれも屋内展示会向けのレンタル利用であるため、設置から撤去まで短期間で完結することが前提となります。

施工内容と仕様の詳細

B社ブースに設置したLEDヴィジュアルウォールは、幅7,500mm×高さ3,000mm、面積にして約22.5㎡という大型サイズです。設置方法は地面からの自立施工を採用しました。天井やトラスから吊り下げる方式ではなく、床面から支柱で自立させる構造です。この規模になると、パネルの組み上げ作業だけでもかなりの手間がかかりますが、今回は約半日で施工を完了しています。

A社ブースに設置したのはシースルーLED(幅2,000mm×高さ1,000mm)です。シースルータイプのLEDは一定の透過率を持っており、表示コンテンツを映しながら背後の空間や展示物を部分的に透かして見せることができます。LEDヴィジュアルウォールのように背景を完全に覆う演出とは異なり、空間の奥行きや展示物との共存を活かした見せ方が可能です。

レンタル案件の施工は、機材がすでに動作確認済みの状態で搬入されるため、現場での作業は組み立て・設置・接続・動作確認という標準的な工程で進みます。今回もその工程どおりに施工が完了しています。

大型LEDビジョン施工に求められる技術と精度

当社の施工担当者が今回の案件について語る中で、繰り返し触れていたのが「大きくなればなるほど、技術と実績が必要になる」という点です。

具体的には、パネルの下部に生じたわずか1mmのズレが、パネルを積み上げるにつれて累積し、最終的に上部でパネル同士が合わなくなるという問題があります。積み木を重ねるとき、一段目がほんの少し傾いているだけで上に行くほど傾きが大きくなっていく——あの感覚に近いかもしれません。LEDビジョンは複数のパネルモジュールをつなぎ合わせて一枚の大画面を構成する仕組みで、隙間や段差が生じると映像の継ぎ目が乱れるだけでなく、そもそも物理的に組み上げられなくなることもあります。

約22.5㎡という規模では、パネルの枚数も多く、一枚ずつの位置精度が積み重なって全体の仕上がりを左右します。今回の施工が約半日で完了できたのも、こうした大型ビジョン施工の経験を重ねてきた施工チームが対応にあたったからこそです。大型LEDビジョンの施工を依頼する際には、同規模・同条件の施工実績があるかどうかを確認することが、品質と工期の両面で重要です。

イベント・展示会でのLEDビジョンレンタル利用で検討すべきポイント

展示会や短期イベントへのLEDビジョン導入を検討する際、購入とレンタルのどちらが適切かは、利用目的や出展頻度によって変わります。一般的には、年に数回程度の出展で毎回会場が異なる場合や、まず効果を試してみたいという場合には、レンタルが合理的な選択肢とされています。

購入の場合、導入コストに加えて保管・メンテナンス・輸送のコストが継続的に発生します。対してレンタルは、利用期間分のコストのみで済むため、初期投資を抑えながら大型・高精細な機材を使えるという点が特徴です。年に数回のイベントのためだけに、22.5㎡分の機材を保管し続けるのは、正直なところ現実的ではありません。約22.5㎡規模の大型ヴィジュアルウォールも、購入であれば相当な設備投資になりますが、レンタルであれば必要なイベントにだけ使用することができます。

レンタル機材であっても、適切にメンテナンスされた機材であれば、購入品と遜色ない品質が期待できます。輝度や解像度、画面サイズなど、展示会の演出に求められるスペックを満たした機材をそのまま利用できるため、「レンタルだから品質が落ちる」ということにはなりません。施工・撤去のノウハウを持つ業者を選ぶことで、購入と同様の演出を実現することも十分に可能です。

LEDヴィジュアルウォールとシースルーLEDの使い分け

展示会ブースでLEDビジョンを活用する場合、大きく分けて「LEDヴィジュアルウォール(通常のLEDパネル)」と「シースルーLED」の二種類が選択肢になります。どちらを選ぶかは、演出の目的とブース設計によって変わります。

LEDヴィジュアルウォールは、高輝度・大画面で映像や静止画を力強く表示するのに適しています。ブランドロゴや車両映像など、視覚的なインパクトを優先するシーンでは定番の選択肢です。一般的には、ブースの背面壁面として使用し、来場者の視線を集める大型サイネージとして機能させるケースが多いとされています。

シースルーLEDは、一定の透過率(一般的には40〜80%程度とされています)を持つパネルを通じて背後が見えるため、展示物や空間そのものとLEDコンテンツを重ねて見せる演出が可能です。実車やモデルを展示しながら、その前面にデジタルコンテンツを重ねるといった使い方が展示会では比較的よく見られます。透過性を持たせることで圧迫感が少なく、空間を広く見せやすいという特性もあります。今回のA社ブースのようなシースルーLEDの活用は、展示物との視覚的な融合を図る演出として有効な選択肢のひとつです。

自立設置と吊り下げ設置、施工方法の違いと選定の考え方

大型LEDビジョンの設置方法は、主に「自立設置」と「吊り下げ設置(トラス吊り)」の二種類に分かれます。今回のB社ブースでは自立設置を採用しています。

自立設置は、支柱を床面に立ててビジョン本体を固定する方式です。天井設備がない会場でも設置できるため、会場条件に左右されにくいという利点があります。一方で、支柱と基台が設置スペースを占有するため、ブースのレイアウト設計時に床面のスペース配分を考慮しておく必要があります。また、大型パネルになるほど全体の重量も増すため、床荷重の確認も一般的には求められます。床が抜けそうな会場でこそ、この確認が地味に効いてきます。

吊り下げ設置は、会場のトラス(天井に組まれた金属フレーム)や天吊り設備からビジョンを吊り下げる方式です。床面に設置物が出ないため、ブース内の動線を確保しやすく、ビジョンが空中に浮いているような演出効果も得られます。ただし、会場に対応した吊り設備があること、天井荷重の制限をクリアできることが前提となります。施工・保守を専門に扱う業者であれば、こうした荷重・設備条件の確認まで一貫して対応できます。一般的には、展示会会場ごとに天井高・吊り設備の有無・耐荷重などの条件が異なるため、設置方法は会場条件と照らし合わせながら選定することが重要です。

大画面での演出を実現した現場から

施工を担当した当社スタッフを通じて、出展ブランド側から「大画面で宣伝できたので非常に満足した」という声が届いていると聞いています。直接お伺いした内容ではないため確認できる範囲は限られますが、映像演出の規模と現場での仕上がりが評価されたものと受け止めています。

展示会向けのLEDビジョンは、規模が大きくなるほど施工精度と経験が仕上がりを左右します。株式会社アディザインは、企画・機材手配・施工・撤去までを一貫して対応できる体制を持っており、イベント・展示会向けのレンタル案件にも数多く対応してきました。大型ビジョンの導入をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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